MERE SYMPATHY AND ANTIPATHY [2015-]

「単なる共感と反感」(2015-)

インスタレーション

 福島第一原子力発電所事故という未曾有の人災を導いて以来、それまで環境や原子力発電に対して何の問いかけもして来なかった人々が上げた声は、やはり一過性であった。これらの中学生ポスターコンクールを模した作品をよく観ると、無責任で曖昧な謳い文句が描かれている。無知で無自覚な被曝者が、時代の雰囲気に押し流され、世論に恭順的な共感や反感を唱えるだけでは、社会変革は起り得ないのである。